おはようございます^^
桜。
昨日の朝よりも、夜のほうが、沢山咲いてましたね
生命と、時の流れの儚さを感じます。
今が栄華。
平家ではないですが、驕れる者は久しからず、ですね^^
気を引き締めて、これからも頑張っていきます。
今回のゲストは40代なかばで、まだエイジング毛とは言い切れないくらいなのですが、生来の髪のモロさで、傷みやすい。
いわゆる、メーカーモノの矯正剤では、パワーランクS(ソフト)でも10分くらいで軟化しすぎるような状態。
当然、塗布には10分以上かかりますから、塗り終わった時点で、最初に塗布した部分(主にネープ)は、10分以上経過してることになります。
当然、最後に塗布した部分は、そこから10分はおかないといけない。
ネープは20分以上経過。
伸びにくい部分から塗布していくのですが、それでも過軟化になります。
お顔周りはこんなに弱い髪なので、塗布した瞬間に必要十分な軟化が得られます。
が、前髪あたりは非常に強い髪なんですが、ここを最後に塗布しちゃいがちなのです。順番的に。
すると、前髪だけ伸びない、みたいな事になります。
もう一つ、矯正で重要な要素は、還元。
というか、軟化せずとも還元すれば、矯正は成立することもありますから、軟化よりも重要だったりします。
こういう髪は、実は、軟化していても、還元していないことが多いんですね。
軟化は、アルカリで髪が膨潤し、組織が緩み、柔らかくなる状態。
還元は、中の繊維がほぐれた状態。
パーマ液を塗布したら、この両方が、薬剤の特性や髪の個性という要素に影響させられながらも、同時に進行していきます。
軟化していたほうが、髪の形状変化はさせやすいので、無理なく癖を伸ばせられます。
ある程度の軟化と、しっかりした還元。
これが矯正にとってある意味理想的なのですが、この髪は、しっかり軟化され還元は控えめ、になります。
で、ダメージは、軟化が進むことで発生するケースが多いんですね。
↑
これが重要。
メーカーモノのソフトでさえ、過軟化、還元不足になっちゃう髪ですから、一工夫が必要です。
pH移行tri還元と言う考え方で、酸性の薬剤からスタートすること。
髪はpH5前後で、軟化膨潤と反対の、収斂し、組織が引き締まり、しっかりします。
ですから、pH5の薬剤を塗布し、塗布順による軟化のムラ発生を抑えます。
その後、アルカリ性の、いわゆる普通の矯正剤のソフトなどを塗布します。
軟化しづらい部分から。
事前の酸性薬剤のお陰で、アルカリの反応がソフトになり、
しかも還元剤は事前に浸透しているので、還元がスムーズに行われます。
こうすることで、軟化しすぎを抑え、しっかりした還元を得ます。
事前にタマコンをK、Aともに塗布しておくことも重要。
タマコンは、膨潤しすぎを抑える効果があります。
また、保湿力やいろんな要素で、ダメージの発生を抑えたり、
PPT成分が、毛髪が受けるはずだったダメージを肩代わりしてくれます。
軽くウェットにすると
頼りない感じですよね。。。
ここでタマコン前処理をすると、しっかりしてきます。
さらに、酸性の薬剤を塗布すると、さらに髪がしっかりします。
pH移行tri還元の酸性1st還元にベストなのは、
Reveのacid
pH4.5 酸度1未満 還元力7の酸性チオです。
酸度が低いので、後から乗せるアルカリ剤によるpH上昇の邪魔をしません。
チオはpH4.5だと、還元効率が10ちょいしかなく、ほとんど働きません。
後からpHを上げて、先に中に入れたチオを働き始めさせること。
これがpH移行還元の真髄なんですね~。
Reveシリーズは
http://www.tamacom.xyz/
タマコンサイトでもお買い上げできるようになりました^^
こんな感じでなちゅら~ルに仕上げてみました。
つむじあたりの毛流がキツいので、根元から伸ばしすぎると根折れしやすい生え方ですね。
また、ぺったんこになりすぎてしまいますから。
タマコンの最大の特徴を一言で表すと
架橋
という言葉に集約されます。
橋を掛けること。
髪の中を図で表すと
こんな感じです。
左右の太線は毛髪内の繊維。
この繊維同士を横に繋いでるシスチン結合っていうのがあり、この結合を切るのが、還元です。
ちなみに、膨潤は、髪が水などに濡れて膨らむこと。
この繊維同士のスキマが広くなります。
で、架橋は、この太線、繊維同士を横に繋ぐことなんです。
パーマの二剤は別名、酸化剤ともいい、一剤で切ったシスチン結合をもう一回くっつけ直す働きがあるんですね。
つまり、架橋するわけです。
真っ直ぐな状態にアイロンした繊維同士を、ハシゴのように沢山架橋させれば、髪はまっすぐな状態で維持される、、、イメージしやすいですよね^^
で、タマコンは、この、髪がもともと持ってるシスチン結合以外の成分で架橋することができるんです。
PPTとか、ポリフェノールとか、ヘマチンとかって成分の働きで。
それで、髪がしっかりするんですね。
普通のトリートメントでそんなことができるものは、まずありません。
タマコンが唯一無二だと仰ってくださる美容師さんが多いのは、そういった理由からです。
話は飛びますが、アメリカなど欧米でも、縮毛矯正はあります。
でも、サラサラまっすぐストレートは
Wow!Oriental!
って感じ。
あっちの矯正は、ちょっとボリュームを抑える程度くらいのものが多いんです。
黒人さんのクリクリは別として、白人の癖は御存知の通り、日本人が憧れる、ふわふわっとした感じ。
でも広がり過ぎが嫌って白人さんもおられるので、ちょっとしたボリュームダウンに矯正をします。
昔の日本のストパは癖には効きませんから、どうするのか。
タマコンとよく似た仕組みで、高濃度のタンパク質などを髪に塗布し、アイロンします。
すると、アイロンでマッスグになった毛髪内繊維をタンパク質が架橋し、マッスグ状態をキープし癖を抑えます。
が、パーマ液を使わないので、本当に"ある程度"なんですね。
もともとの髪のシスチン結合は、上の図の右の様に、曲がった状態で架橋しています。
パーマ液を使わない=還元していない。
つまり、シスチン結合を切らずに、一時的にアイロンで真っ直ぐにした状態(元のシスチン結合は歪んでるような状態)で、新たな架橋をそこにつくり、マッスグを維持しようとします。
もとからあるカールを維持しようとするシスチン結合
VS
新たにマッスグを維持しようとするタンパク質結合
の戦いが、髪の中で行われ、マッスグとカールの間に収まるわけですね。
もともと柔らかい欧米人の髪だからできる施術なのです。
ケラチンストレートとか言います。
日本人は髪が太く、SS結合が強く多いので、タンパク質結合は歯が立たない。
これ、今日のテーマですよ試験に出ますよ。
エイジング毛やダメージ毛は?
髪が弱り、細くなり、タンパク質が流失した状態。
シスチン結合はタンパク質による結合ですので、髪のタンパク量が減ればシスチン結合も少なくなります。
つまり、欧米のケラチンストレートが効きやすい状態になります。
ミドルエイジになってくると、女性はあまりマッスグすぎるスタイルよりも、ふわっとカールしたスタイルのほうが似合ってきますよね。
矯正しすぎはマッスグ過ぎ。
パーマ液によるダメージも受けやすくなります。
なので、今日の結論なのですが、
縮毛矯正によるパーマ液のマッスグ
+
PPTなど他の架橋によるナチュラルなマッスグ
この両者を併用するのが、ナチュラルストレートなのではないでしょうか、という提案なんです。
これを、タマコンとして、
既存のベースファンデーションPPT
を使っているうちに、想到したのですね。
このBfPPTを使えば、矯正がやりやすくなる、とよく美容師さんは言われます。
これは、こういう理由だからなんですね。
パーマ剤による矯正だけで100を作るのではなく、
タマコン架橋で+20点の加点があるので、
例えミスが生じ、矯正が90点だったとしても、タマコンの+20点で合計110点。
100点を超えるので、矯正は成立してるという理由です。
なら、パーマ液による矯正は80点でいいのでは?
ダメージも8割で済むという単純計算ですが。
なら、後からの追加架橋が30点、50点あれば。
パーマ液による矯正効果は50点で良い訳ですよね。
ダメージ半分の矯正のできあがり♥
タマコンで20点。
あと30点。
それが、開発中のアレ3
ウルティマ アルカリ シス トリートメントなんです。
非常にながくなっちゃいましたΣ(´∀`;)
つまり、パーマ液でマッスグだけじゃなく、
架橋という概念をしっかり持つことが、毛髪をデザイン(髪型のデザインじゃないですよ)に必要なことなのではないでしょうか。
タマコン。
面白くなってきましたよ~
そのあたりをお披露目するセミナーです。
4/24 大阪 ノイズシェーン
縮毛矯正2モデル施術
ピザを食べながら、みんなでやってみよう♪
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相性のいいタマコンとソキウスクリームとのフィッティング施術
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カラーリング(イルミナティ)とヘアケア
そして、フォトセッションテクニックまで勉強できる、盛りだくさんな内容!
"わかりやすさ"をテーマに、力の限り、お伝えいたします♪
6/19 福岡
エイジングヘア&ダメージヘア対策の縮毛矯正とデザイン。
デザインカウンセリングの名人 宮元俊光氏をカッターにお迎えして。
https://www.facebook.com/events/1497254583619184/
6/27 北海道北見市
縮毛矯正の疑問をクリア☆基礎テクニックから応用まで。
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7/11 東京
わかりやすい縮毛矯正
カラーリング(イルミナティ)をしながらヘアケア☆美髪つくり♪
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使いやすく高機能なwecoシリーズの生みの親、weco base森さんとのジョイント企画
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全てのセミナーで、タマコン新アイテムのご紹介も♪
タマコンの使い方もご説明しますので、是非、脚をお運びくださいね^^
タマコンは、Tamazon ショッピングサイトでお買上げ頂けます♪
お客様向け、サロン様向けに、タマコンの他、綺麗髪の必須アイテム、reveシリーズも販売しております^^
「大阪で縮毛矯正、ビビリ毛補修、ビビり直しといえばノイズシェーン」と言われるようになって10年。
まだまだ進化途中♪
タマコン
複合3D架橋コンプレックスPPT処理剤。
毛髪内部を積極的に強化する、今までに無かったケア剤、
毛髪強化剤です。
今までのPPTは、きちんと髪に浸透してたのでしょうか?
浸透したPPTは定着してたのでしょうか?
それが、スタイル作りやカラーの色味に効果がでてたのでしょうか?
PPT塗布後にドライしてませんでした?
それは、乾燥させて、なんとか定着させようとしてたのですが…
また濡らすと、大部分が流失してしまってました。
残ったPPTも、数日のシャンプーで無くなってしまいます。
PPTを併用してパーマをあてたとき、
いつもより大きくてしっかりしたカールがでましたか?
それが目に見えて実感できたことは、僕にはありません。
ノイズシェーンには、信じられないようなダメージを負った髪のお客さまが多くお見えになります。
その髪をなんとかしたいと思い、技術を磨き、薬剤や処理剤を集め、勉強してきました。
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もしくは、返信が遅くなるかもですが、メール kay.tama@gmail.com
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