こんばんは。
一度眠って、
目が覚めまして。
いよいよ五日後、タマコン 東京講習☆
>facebookイベント<
今回は、化学式とか小難しいお話しは抜きにして、
でも還元剤ってナンジャラホイ?
その種類とか特性。
特に、スピエラの3段階還元とか、シスアミの意外な効力とか、
それらをひっくるめて、ダメージ毛への安全な還元とか、
そもそも、タマコンって?
コンて?
アニオンとかカチオンってなんぞ?
それらをわかりやすくお伝えしつつ、、、
今回の施術は、
加齢毛への縮毛矯正アプローチ
修復歴のある矯正ダメージ毛へのデジパ
この2例を展示します。
デジパは必見です☆
さて、施術です。
12/25 クリスマス。
早くこないかな、クリスマス
半年前にノイズシェーンで矯正+デジパを行っています。
中間の既矯正部はまだ綺麗ですね^^
毛先もまだカールは残っています。
もともと、毛先クリクリウェーブが欲しい訳じゃなく、『マッスグじゃない』が欲しいということ。
初ご来店時は、ダメージもありましたが、毛先が過去の矯正でスットントンマッスグだったので、ゆる～いデジパをプラスしました。
今回も、縮毛矯正+デジタルパーマでご予約を頂いておりましたが、
髪の状態とカールの残り具合と欲しいスタイルの3点からご相談の結果、
縮毛矯正だけを行うことになりました。
決してめんどくさかったわけじゃありません。
今、伸ばし中で、理想の長さになったら、しっかりウェーブなパーマを当てたいというご希望もあり、髪の体力をその時のために残しておこうという計画でもあります。
これ、大事なことです。
その時その時、刹那的に、理想のスタイルにするのも良いことですが、
そうすることで、例えば毎回、カラーを 明るく⇔暗く を繰り返すと、その都度、ブリーチやトーンダウンを毛先まですることになり、相当のダメージが蓄積されます。
傷みますね。
確実に。
毎回毛先にデジパしてると、やはりその都度、毛先にパーマ液をつけることになり、
やはりダメージは蓄積し、いざ、理想の長さになった時、もうパーマが当たらない状態になってるかも。。。それはショック。
なので、1年後、2年後になりたいスタイルも、きちんと視野に入れて、今なりたいスタイルとの折衝案を探るのも、ひとつ、必要なことだと思います。
で、今回。
毛先のパーマ部分を放置するのも芸がない。
なんぞやろうず。
とりま、毛先パーマ部分はタマコンで補強して弾力をつけましょう。
弾力といえばタンニンやR-stの方が出るんですが、
これらは、いずれ当てるパーマの邪魔になる可能性があるんです。
それらで、例えばマッスグな状態に補強すると、
曲げにくくなる。
曲げるのに余計な力が必要になり、毛髪そのものへの負担にもなり得るんです。
なので、将来的に髪の形を変える可能性があるときは、使用を控えるべき。
逆に言えば、それら成分はそれだけ強力で効果的とも言えます。
その点、タマコンは、トリートメント成分は残りますが、スタイル形状の補強効果は、次回の施術で一旦、解かれますので、安心して使えます。
根元はノンカラーバージン毛なのでしっかり伸ばします。
いずれ、髪が伸びて、その部分が毛先になるので、体力をできるかぎり削がないように。
大きなうねるようなクセです。
強い髪とはいえ、pHをコントロールし、ダメージ最小限で。
仕上がりは
こんな感じ。
毛先は自然な丸みが残ってくれました^^
中もしっかり
毛先はパーマが残ってるのを、カットするようにざ～っと乾かしただけなので、毛羽立ってます。
before
↓
after
いい感じに仕上がってくれました。
ちなみに、こちらのお客様は、先週、お見えになりまして、
今回は矯正に、毛先はデジパをあてました^^
いや、あてるんかい(笑)
伸びてからって言うてたやんwwwww
それもまた、乙女ゴコロなんですね。
よく｢私が髪を切るって言っても、絶対に止めてね。切ったらアカンよ。｣と、
予めお客様に約束させられることがあります。
何があっても伸ばしたいけど、挫折しがちな性格なので…と。
で、次回、アッサリ切るというwww
いや、その時のお客様の言動というか、心情をお察しして、
止めるべきか後押しすべきか…。
そもそもなんで伸ばしたかったのか…。
その辺りを考慮して、判断します。
ダメージ補修とかスタイルとかイルミナティカラーとか、
美容師の仕事って色々ありますが、
実は、そのあたりが本当の醍醐味なんじゃないかな、なんて想ったりもします。
お客様の生活、大げさに言えば人生に寄り添うような。
