脆い髪ってあります。施術で気をつけること。コンデンスみるきぃセラムの働き。

2019年9月27日

二年ほど前の状態。

 

矯正でご来店ですが、

過去の矯正が伸びておらず、毛先はもう、ボワボワといいますか・・・モロモロ・・・。

アラフィフな髪です。

 

非常に脆く、通常のメーカーモノの矯正剤、パワーがHMLあるとすれば、Mで10分くらいでもうヤバい。

早く洗ながさなきゃΣ(・∀・;)ってなります。

 

矯正剤の塗布って平均20分くらいでしょうか。

全体を塗り終わった時点で、最初に塗布したところは20分経過してることになりますから、

もうヤバい!って状態からさらに10分経過してしまっていることになります。

 

一般的な、アルカリ性の矯正剤の働きって、主に

 

・軟化…アルカリで髪を柔らかくし、後の形状変化(クセを伸ばす)をしやすくする

・膨潤…アルカリで髪を膨らませる。水も含みやすいので後のアイロンで伸ばしやすくなる。トリートメント成分も含みやすくなる。

・還元…髪の中の結合をほどく。その後のアイロンでまっすぐにし、酸化で再結合させ、矯正が完成する。

 

と3つあります。

この写真の状態だと、、、アルカリが強い薬剤を使ったために、軟化と膨潤が進みすぎ、「ヤバい!}とおもった担当者が、

まだ還元をしきっていないのに洗い流してしまい、アイロン時に、伸びた手応えがなかったために頑張って熱を加えたけど伸びず。

アルカリに拠る過軟化、過膨潤と、その状態でアイロンによる過熱で更に傷んだ、というストーリィが想起されます。

 

還元剤のチョイスは、

その髪にとって必要な、アルカリ量、還元剤の強さ。

あと施術工程的に必要な還元剤の種類と使用法。

それらのバランスで組み立てる必要がありますね。

 

適当でナントカなっちゃうのが、pH移行Tri還元なんですけどもw

 

写真の状態から二年かけて、切りながら伸ばして、今回も矯正を施術。

 

カラーも工夫してやってますので、いわゆる"脆さ"はかなり抑えられてます。

 

しなやかさも取り戻していますね。

 

毛先も強さがあります。

 

タマコン、タマみるく。他のPPT類や樹脂系などの処理剤を使い、弱ってしまった髪を補強するのは、片手の仕事。

 

もう片手で、髪に負担のない施術をすることが大切。

 

数年のサイクルで髪を入れ替えていくイメージをしっかり持って施術に取り掛かるべきだと思います。

 

今回は施術中とフィニッシュに、今話題のコンデンスみるきぃセラムを使用しています。

いや~、これは本当にヤバい。

 

こういった髪には、マジ必要。

こういった髪が失いやすいものが全部入ってます。

 

そこまでダメージして無い髪なら、不要な成分は、表面上の見えないパウダーのような質感になり、

髪の滑りに繋がるように設計していますので、付け過ぎたり、セラムがオーバースペックだったとしても、

重さやベタつきにならないのも特長。

 

髪の内側からしっかりと補強します。

特に熱に対する反応を高めていますので、コテ巻きしてあげると

こんなツヤ、ハリ・コシ感が生まれます。

 

ほれ。

 

ほれ。

 

 

矯正やデジパなどの施術では、

アイロンやデジ加温時に、毛髪内を適切なオイルを満たしておくメリットが多大にあります。

 

例えば、ビビリ毛などでも、油分で満たしてあげるだけで、その時は綺麗にシャキッとします。

そこに、適切な還元と酸化を加えてやるのが、ビビリ補修です。

 

コルテクス内の酸化還元ではなく、キューティクルやガワ、骨格みたいな部分への還元、酸化です。

ビビリ部分は還元剤が効くコルテクスは余り残っていませんし。

 

かつ、アルカリで膨らませつつ、疎水性内部物質を充填、外部でも被膜を形成し補強と滑りを高める。

 

デジでも、毛がヨレたような形のまま、ロッド巻き加温しても、やはり一本一本の毛はヨレたままのカールとなり、

綺麗な髪質にはなりません。

(あくまでダメージ毛の話しです。健康毛は単体でもハリ・コシがありますから、ペーパーの中で、放って於いてもシャキッとしてますよね)

適切なオイルで満たし、シャキッとした状態でカールを与えていきます。

上記ビビリ補
修と同様のインナーアウター処理を。

 

 

セラムは、それら一連の働きのうち、アルカリ膨潤以外の部分を、ワンプロセス、塗るだけで実現します。

適切なオイルで髪をととのえ、熱反応型の幾つかの成分(複数のシリル化PPTやCMCなど)やその他の様々なもので、

オイルが整えた形状を保ちます。

 

その状態で、形状を固定するような、還元と、矯正アイロンやデジパ加温、酸化までの工程を行うことで、仕上がりの、

髪一本一本の品質が向上します。

 

 

 

“適切なオイル"とは、シャンプーで洗い流せるものであること。

いつまでも残留したり、酸化するようなものだと、次の施術の邪魔にもなります。

 

オイルでシャキッとさせて、疎水物でシャキッとさせる。

 

矯正やデジの、サロンでの処置は、次回来店までの継続を目指して行います。

それだけキツいものを使わないといけないし、ある部分で無理が生じます。

 

なら、日々、それをホームケアで足していけばいい、というのが、コンデンスみるきぃセラムのコンセプトなんです。

サロンでのそういった処置を保持する役目も果たします。

 

既存アウトバスの、オイルでもミルクでもローションでもない、新機軸のアウトバストリートメント。

それが、コンデンスみるきぃセラム。

 

今現在、有志のサロン様にて、最終的な臨床を行っていただいてます。

そちらからのフィードバックから、よりブラッシュアップしたものを、3月中を目標に、全国販売を行います。

 

おたのしみに(^_-)-☆