アレルギーを発症される方が増えています。
花粉症罹患者の人数も、
1980年代 10%台
1990年代 20%台
と推移してきて、昨年末の発表では、
48%
に達したそうですね。
花粉症もアレルギーの一種ですし、
小麦などの食べ物や、化学薬品などの皮膚接触。
タマ氏自身、防腐剤アレルギーを持っており、ハンドクリームで手荒れするというw
なので、この春に発売を予定しているウルティメイトなアウトバストリートメント
『コンデンスみるきぃセラム』
は、防腐剤と人工香料不使用。
髪用なのに、お肌にとっても美容液。
セラムについては・・
タマコンシリーズ アウトバストリートメントプロジェクト発動☆
コンデンスみるきぃセラム 全国サロンへサンプル版配布開始!
あたりに詳しく書いています。
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美容室での、最大アレルギー問題。
やはり、カラーでしょう。
ジアミンアレルギー。
僕達美容師にとっては、商売の生命線。
目を背けたくなる話題だったりもしますが…。
ヘアカラーが規制されたら(すでにパッチテストなどで規制は始まってますが)、
売上が半減する可能性もあります。
売上だけじゃなくて、
お肌の炎症、さらには命の危機にまで繋がる可能性もあります。
アレルギーを甘く見ちゃいけないです。
タマ氏自身、美容師継続できるか否か、の生命線として考えています。
自らのカラダ的にも、
お客様の健康のためにも、
美容室というお店の存続の意味でも。
ジアミンは便利で、白髪がしっかりと染まります。
黒染めも手軽に出来ます。
パラフェニレンジアミン
ほかにも、
パラアミノフェノール
硫酸トルエン2.5-ジアミン
とかが、アレルギー発症例の多い、ジアミンの仲間。
ただ、大丈夫な人には、全くと言っていいほど害はなかったりもします。
だからこそ、販売されてるわけで。
ただ、いつかは、誰もが、アレルギー反応が出る可能性を秘めています。
花粉症のように、体内バケツがいっぱいになったときが、発症のトキ、と言われてます。
できるなら使わないほうが良い、ということで、最先端の美容室やメーカーでは、
様々な研究が行われています。
ノイズシェーンでも、何度も記事にもしていますが、
HC/塩基カラー。
いわゆるカラーバターを用いての白髪染めをメニュー化しています。
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HC/塩基カラーとは
今のところアレルギー発症の報告がない
塩基性染料
HC染料
二種類の性質の染料を使い、染めるカラー剤。
髪を一切、脱色しないので、そういう意味でのダメージはゼロ。
クリーム状のカラー剤を塗り、そのカラー剤の色が髪に移るだけの染着方法です。
むかしのヘマニキュアみたいなもの。
違いは、イオン的に反対であること。
髪のキューティクルは+
ヘアマニキュアは-
これがイオン結合し、染着します。
お肌も+なので、マニキュアはお肌がしっかりと染まってしまうため、
『根本ギリギリから』塗布する必要があったんですね。
塩基性染料は+
お肌には染まりません。
キューティクルのちょっと内側、髪の-部分にしっかり染まるイメージです。
ちなみにHC染料はイオンを持たず、とても小さいために、
毛髪内にしっかり浸透します。
が、どこにもくっつかず、シャンプーなどで次第に出ていっちゃいます。
そのようにして染まるのがHC/塩基カラーのしくみ。
髪内部のメラニン色素は一切、破壊しないので、明るく染まりません。
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しみる、アレルギー、脱色、色素。
ここで混同しがちなこの4つの要素。
・ジアミン色素などでアレルギー反応が出ることがありますが、
一切、しみることは無いんです。
・脱色剤(ブリーチだけじゃなく普通のカラーでも)はアルカリ性で、活性酸素が発生し、
それらにより、しみることはありますが、アレルギー反応は出ません(ほとんど)。
しみるのはまさにその瞬間。アンモニアの揮発などでもしみます。
その刺激により、かゆみに繋がることもあり、
(痒み学では、弱い痛みが"痒み"なんだそう)
炎症が起きることもありますが、アレルギー反応ではありません。
ブリーチ剤には、アレルギー成分としてのジアミン色素は一切配合されていませんが、
しみるのはそのためです。
逆に、
アレルギー反応は数時間後に反応が出てくることが多く、その時は何も感じません。
夜、ベッドに入ってから、なんか痒い。眠れない。
朝起きると、枕がリンパ液で黄色く汚れていて、頭も顔も、場合によっては手や脚も腫れてる。
これがアレルギーです。
酷いときは呼吸困難なども併発します。
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"しみる"と"アレルギー"は全く別物です。
今回の施術は、HC/塩基カラーによる白髪染め。
それも明るく。
今回のゲストは、もう一年近く、HC/塩基カラーのみで白髪染めをしています。
前回は一ヶ月前です。
リタッチのラインが見えますよね。
黒髪は明るく。白髪も茶色くなってます。
白髪が茶色くなってる=まだ色が残っているということ。
通常、カラーバターなどは2~3週間のもちと言われていますが、
ノイズシェーンでのカラーバター白髪染めは、一ヶ月たってもしっかり色が残ってます。
また、黒髪を茶色く明るめに染めることも出来ます。
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通常のHC/塩基カラーは酸性です。
殆どのサロンでは、酸性のまま塗布します。
酸性だと、黒髪は明るくなりませんし、色保ちも悪い。
そこで、染める際にはアルカリ性に調整します。
同時に、黒髪が明るくなるような作用をもたせるよう工夫し、
色素の染まりと、メラニンの脱色を行うことで、
もちのいい、明るい白髪染めが、ノンジアミンでできます。
同時に、タマコンを使うことで、カラー色素の浸透性をアップ。
明るくする力もアップ。
さらには、色素の髪への定着力もアップします。
タマみるくは、アルカリのちからをもち、
高濃度のシステインがカラー色素をからめながら、
毛髪へ定着します。
タマコン、タマみるくをHC/塩基カラー、カラーバターと併用すれば、
もちがだいたい二倍になります。
2~3週間と言われているものが、1~1.5ヶ月持続します。
ダメージは非常に少なく、仕上がりは柔らかくなるのもHC/塩基カラーのメリット。
タマコン&みるくの質感がそれに加わり、ホントにサラサラ。
だから。
気になったときに、こまめに染めても髪がどんどん傷むなんてことはありません。
今回は根本5cmくらいだけ染めました。
黒髪部分も明るくなりつつ、しっかり白髪も染まっています^^
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ホームケアでは、この春発売のコンデンスみるきぃセラムをご使用下さい。
カラーの色もちがアップするような工夫が沢山ほどこされています。
カラーは、工夫次第でいろんなことが出来ます。
ジアミンアレルギーや肌荒れなどでお悩みのお客様、サロン様も、お気軽にご相談ください。
タマコン講習会も定期的に行っております。
ご要望に応じて、HC/塩基カラーのご説明も行います。
にほんブログ村 カラーリングにもこだわったノイズシェーン。
・通常カラー剤
・アレルギー物質であるジアミン色素不使用のカラー剤
・ブリーチ成分不使用のハーブでできたダメージレス香草カラー
・今までにない明るさで白髪が染まるイチゴカラー
・毛髪補修に大活躍のヘナ
・ぱみゅっぽいカラーバターやHCカラー
・カラーチョークやヘアタトゥ
これらをハイブリッドに使い分けることでダメージを最小に、
でもきちんと発色。
ブリーチ使用のダブルカラーや
毛先グラデーションカラーも得意分野
ハイライトやメッシュを駆使した
外国人セレブ風カラーをお求めのご来店も。