ノイズシェーンでは毎日のように、抗癌剤治療などの化学療法で、脱毛後のヘアケア、施術、スタイル作りをさせていただいてます。
LINEでも事前のご質問など本当に多くいただきます。
初めてのお問い合わせで、一番多いのは、癖のお悩み、そして、量や長さがもっと欲しい、エクステのご相談。
今日は、そのあたりの情報をまとめてみました。
過去のブログ
今回は、抗癌剤治療や、化学療法などでの脱毛後に、必要なケア、ノイズシェーンで可能な施術などを整理したいと思います。
ここに記載する内容は、医学的な根拠などよりも、ノイズシェーンで長年に渡り、多くの施術をしてきた中での見解をまとめたものです。
より専門的な部分などは、担当のお医者さまにご確認くださいね。
目指すは脱ウィッグ
化学療法を始めると、脱毛が始まります。
時期やスピードには個人差はありますが、まずは全て抜けてしまうようです。
でも、安心してくださいね、必ず、元通りになります。
ノイズシェーンでは、少しでも早く元通りになるように、
また、それまでの期間、できるだけ早く脱ウィッグし、伸びるまでの期間に、少しでもおしゃれを楽しめるようお手伝いいたします。
伸びてきた最初の産毛
脱毛後は、柔らかい、赤ちゃんのような産毛から、発毛が再スタートします。
伸びてくると、本当に嬉しいものです。
ですが、後ほど詳しく書きますが、最初の1~2cmは、バリカンなどを入れて刈ってしまうのも、お手入れがしやすくなるポイント。
髪は排泄器官
芸能人が麻薬に手を出した場合。
しばらくの期間、身を隠すことが多いですよね。
体に入った麻薬が消えるのを待ったりしているようです。
そして、姿を表したとき、男性は、丸坊主にされる方が多いと思います。
というのも、薬剤は、尿や汗などばかりではなく、髪の毛として排泄されることが多いからです。
麻薬と化学療法の薬剤を一緒にしてしまうことで、お気分を害されないで下さいね(;´∀`)
他にも、銅や水銀などの重金属なども、なかなか尿などで排泄できず体に溜まってしまいます。
そこでヒトの体は、生える髪の毛に練り込むような形で、体外に排泄していきます。
麻薬捜査官は、麻薬使用者者の毛髪を採取し、ちょうど使用してた期間に伸びたであろう部分を、
薬物の成分が含まれていないか、調べます。
カラーはOK!でも、伸びたての髪は染まりづらい
髪が伸びてきたら、カラーリングはいつでもOKという判断をくだされるお医者様が多いようです。
ノイズシェーンでも、特にお断りすること無く、カラーリングさせていただきます。
ただ、とても明るくなりづらいんです。
原因はお医者様も不明なようですが、伸びてきた最初の方の髪は、カラー剤で一番明るいものを使用したとしても、
ほんの少し明るくなる程度くらいにしか、明るくならないことがほとんどです。
原因として考えられるのは、
・髪を構成しているタンパク質の種類が違う
・毛髪内に薬剤などの排泄物が多く含まれていて、脱色を妨げる
・治療終了後、初期は毛穴が変形しており、毛髪の断面も変形していて、薬剤が浸透しづらい
といったところ。
時間が経過するにつれ、以前の髪に戻ってきますので、新しく伸びた根元ほど明るくなりやすいんです。
結果、画像のような逆プリンになりやすいので、染める際の美容師さんには、かなり繊細で大胆な薬剤選定とカラーリングの技術が必要になります。
こんなふうになっちゃいがち。
これを何とかするには…
根元をちょっと空けたバレイヤージュとかもオススメ。
また、縮毛矯正なども毛先1~2cmは当たりづらくなります。
白髪が減る?!
これは、傾向として、というお話ですが、
伸びかけの髪は、一時的に、白髪が減ります。
全くなくなる方もおられます。
わりと白髪がたくさんあった方でも、伸び始めて1~2年の間は、真っ黒で白髪ゼロ、なんてことも。
まぁ、そのうち、元通りになっちゃうんですけどね( ;∀;)
産毛はとても傷みやすい
柔らかな産毛。
その名の通り、生まれたての髪。
とても愛おしいとは思いますが、カラーや、下に書く縮毛矯正などで、とても傷みやすいんです。
特に、矯正をかけると、その産毛部分が、チリチリと変形してしまうことも多くあります。
いわゆる"ビビリ"という矯正の失敗の一つです。
ただ、失敗と言っても、これが回避しづらい失敗なんです。
矯正の薬剤も効きづらいので、強いお薬を使わざるを得ない。
でも、強い薬剤を使うと産毛部分が耐えられず、チリチリにビビっちゃう。
ノイズシェーンでは、特別な方法がありますが、当店までお越しいただくのが困難な遠方の方は、
いつものサロンへ行かざるを得ないと思います。
毛先だけを避けて薬剤を塗布するのは不可能に近く、また、塗布しなければ染まらないし、癖も伸びない。
変なスタイルになっちゃいます。
ですので、残念だとはお察しいたしますが、最初の1~2cmの産毛は、バリカンで刈っちゃった方が、後々の施術が楽になります。
なりたいスタイルを決めちゃおう!
ノイズシェーンの得意分野は、ダメージを抑えた縮毛矯正と、スタイルに合わせたエクステのなじませ技術。
この2つを駆使すれば、伸びかけの髪を、色んなスタイルに作り上げることができます。
「エクステはロング」だけではありません。
上にリンクした過去の記事を御覧ください。
前髪を伸ばしたり増やしたり、サイドに足してボブにしたり。
いろんなスタイルを作ることができます。
「ここの髪がもうちょっと長かったらな~」
「この部分、もうちょっとボリュームがほしいな」
そんな気持ちを、ご相談下さいね。
育毛剤には要注意!
「育毛剤」と聞くと、
そう思いがち。
でも、育毛剤って、抜けてしまった後に使っても、効果としては弱いんです。
女性が社会で活躍することが当たり前になり、ストレスに晒されながらも、美しさをキープしなければならない。
薄毛や弱い髪になっちゃった…という悩みが深刻化した時代になりました。
育毛剤は、そんなときこそ、活躍します。
弱り、細くなりそうな髪へ栄養分を届け、
強く、矯正やアカラーなどでもダメージしづらい髪に育てます。
白髪に変化しそうな弱った髪も元気づけてくれます。
傷んだ髪に使うものがトリートメントなら、傷みづらい髪にしてくれるのが、育毛剤です。
伸び始めた治療後には、使いたくなります。
ただ…特に乳がんなどの化学療法後のご使用は要注意。
治療中、直後のNGが
・血行up
・女性ホルモンup
なのですが、育毛剤の効果もまた、
・血行up
・女性ホルモンup
なんです。
お医者さんによっては「絶対にダメ」とおっしゃる方も。
安易に美容室やドラッグストアでお買い求めになられませんよう、ご注意下さい。
病院によっては、このようなとき用の育毛剤を処方してくださるところもあるようです。
縮毛矯正
生えてきた髪は、間違いなく、クリクリの癖毛になっちゃいます。
最初の1年くらいでしょうか。
元々の、癖の有無は関係ありません。
この画像を見ていただくとわかりやすいかと思います。
伸び始めて2年近く経過しています。
毛先半分くらい。10cmくらいはクリクリの強いクセがありますが、
根元の方はわりとまっすぐです。
この頃から、髪は元の状態に戻っていきます。
元々癖がなければストレートに。
癖があったなら、その癖の感じに。
この癖は、これはこれでパーマのようにカールスタイルとして活かし、カットだけで済まされる方もおられます。
ショートスタイルでしたら逆にパーマ不要ってことで楽なようです。
男性も、ポジティブに癖毛風ヘアを楽しまれる方も多くおられます。
ただ、ストレート風のスタイルや、エクステをつけるなら、この癖は大いに邪魔になります。
矯正をかけてあげたほうが、あとあとラク。
今まで癖で悩まれてなければ、矯正は最初の一度だけで済むことも。
やはり当たりづらいので、3ヶ月位の間をあけて2度ほど矯正する場合もありますが、
殆どの場合、それだけでOK。
「人生で最初で最後の矯正」をここで体験されることになります^^
ただ、矯正をすると髪がサラサラになります。
このサラサラを求めて、髪が伸びた後も、矯正をお求めになられることもあります。
癖がないようなら、「髪質改善」がオススメ!
癖を伸ばすための強い薬剤を使わずに、矯正のときと同じ修復成分を髪の中にしっかり補充、コーティングして、サラツヤヘアを作るメニューです。
縮毛矯正のメニュー
ノイズシェーンでは一般的なダメージレベル用の縮毛矯正メニューの他に、
「ダメージ毛矯正」というものをご用意しております。
化学療法後の髪は、ブリーチこそしていないとしても、前述のように、産毛が混じっていたり、
場所によってまだ未成長の弱い髪だったり、といろんな髪が混在しており、
施術には最新の注意と、ほぼつきっきりの施術が必要になります。
ですので、「ハイダメージ用縮毛矯正」で施術させていただきます。
この様に少し特殊な工程を経たり、タマちゃん自慢のトリートメント処理など複雑な手順で、ダメージを最小限に抑えます。
また、カラーリングの項でも述べたように、毛先のほうがかなり染まりづらく、場合によってはブリーチ剤も併用します。
(ノイズシェーンではブリーチのパワーもコントロールできますし、話題の#ケアブリーチよりもダメージを低減させた施術が可能です。)
矯正は、カラーの後にすることがほとんどですので、この場合には、必然的に、ハイダメージ用縮毛矯正となります。
その分、絶対にキレイに仕上げますので!!
ご期待下さい♪
エクステ
今までのお問い合わせ、ご来店の方は、エクステを今まで未体験の場合がほとんどでした。
「エクステがどんなものなのかさえ、さっぱりわからない」ご状況で、ご不安の中でのお問い合わせだとお察しします。
ヘアエクステンション と聞くと、「ギャルが派手なロングヘアにするためのもの」というイメージも根強く残っていると思います。
ですが、そういったものも、シールエクステの登場によりかなり緩和されました。
「テレビに出ている芸能人はたいてい、エクステをつけている」
例えば、長さはそのまま、量を増やすことで若々しさアップ、小顔効果。
例えば、役に合わせて髪の長さを調整。
エクステの種類
エクステにはいろんな種類、いろんな取り付け方法があります。
詳しくはまた別の投稿で。
ここでは、かんたんな解説と、治療後の髪に向いているものをご紹介。
また、これとは別に、それぞれの毛質ランクがあります。
極上のものだと、1~2ヶ月はサラサラ。
安価なものですと、一回のシャンプーでバサバサになり、特にショートスタイルだとスタイリング的に手に負えなくなります。
・編込み
最もメジャーで、コストも一番安く済み、ボリュームも出ます。
また、最も技術に差が出るメニューでもあります。
画像のように編み目の大きさが全然違ったり、数日で解けてはずれてしまうような付け方だったり。
デメリットは、
シャンプー後、編み目あたりが乾かしづらく、時間がかかります。
毛流にそった取り付けがしづらいため、ロングならいいですが、ショートスタイルだと、スタイルの収まりがいまいち。
ノイズシェーンでは、取り付ける場所ごとに毛の量や太さなどを調整し、
できる限り頭皮に負担が少なく、馴染みが良いように取り付けます。
ですから、他店よりは時間がかかります。
メーカーごとにいろんなランクの毛束があり、毛質の差が一番大きい。
色の種類も豊富。毛一本レベルでのブレンド(数色の毛束を混ぜる)が可能で、色味の調節が細かくできます。
逆に、以下に説明する加工済み毛束は、ブレンドは一切できません。
ただし、束ごとに違う色味をつけることで、遠目に見たときには、中間くらいの色にも見せることはできます。
ノイズシェーンでは、入手できるカジュアルな毛質のなかでは、最高のものを仕入れています。
・チップ
ラバーやシリコンでコートされた、金属の輪っかをペンチで押しつぶして、毛束を取り付けます。
技術もさほどいらず、昭和の頃に一斉を風靡しましたが、やはり金属が邪魔で、今は下火。
・マテリアルG
これは、種類でもあり、商品名でもあります。
上のチップの、金属リングの代わりに、ゴム製のキャップで留めます。
このキャップの存在感が半端ない。
・超音波
実は、上の2つ、チップと一部のマテリアルG、そして超音波とケラチンエク、グルーエクは、使う毛束は同じです。
エクの毛が接着剤でまとめられています。
その接着剤部分を鉄のリングで挟んで留めればチップ。ゴムキャップならマテリアルG。
そして、その接着剤をアイロンで溶かして髪の毛にくっつけるのがグルーエクステ。
接着剤を溶かすのがアイロンじゃなく、超音波式の機械(画像のもの)を使うのが超音波。
あと、その接着剤にもいくつか種類があって、安価だとホームセンターのグルーガン用接着剤。
高価なものだと、髪と同じタンパク質であるケラチンでできた接着剤があり、それを使うものがケラチンエクステ。
ここでは、接着剤を溶かすタイプを「超音波系」とします。
超音波系の特徴は、取付けに技術があまり要らず、平成初期に大ブームとなりました。
今ではほとんどやってるサロンは無いのかも。
やはり、接着剤で毛をまとめるぶんだけコストが掛かり仕入れが高い。
その接着剤がむき出しなので、シャンプーやコンディショナーでふやけて白く、醜くなる。
場合によっては接着剤同士がくっつく。
オフのときはハードな除光液などでふやかしてペンチで割る、というハードな作業が伴い、髪のダメージも心配。
また、外した後も接着剤が残り、数日間は頭全体がベタベタと絡まったようになることも。
シールエクステに移行する前の浜崎あゆみさんなど芸能人たちも、極細バージョンの超音波を600本とかつけてました。
価格は20万円とか。
一般的には編み込みと同じくらいの太さのものを100本取り付けて1万円とかって感じでした。
・プルエクステ
比較的新しいエクステ技法。
こちらも、超音波のように加工された毛束で、糸がついてます。
オフのときは、この糸を引っ張る(プル)ことでかんたんに外せるからのネーミングだそうです。
が、今まで何回もオフに挑みましたが、かんたんにオフできた試しがない…。
画像のように、少し浮いたような団子があるため、あまり馴染みが良いとは感じづらい部分があります。
実際にスタイルを見ても、うーん…という。。。
このプルにしても、正規品のマテリアルGにしても、メーカーが加工済みで、いい毛質の毛束を使っています。
今まで見てきた装着状態においてですが、少量の自毛に毛束を取り付けるので、その少量の自毛に負担が大きいな、と感じました。
・シールエクステ
本命であり、今の芸能界の主流のエク。
厚さ1mmにも満たない、薄いフィルムに毛が加工された毛束。
よく心配のお声があるのですが、頭皮にシールで貼り付けるのではありません。
自毛を挟むように二枚を貼り合わせて取り付けます。
特徴としては、この薄さ。
エクステの馴染みは、
・どれだけたくさんつけるか
と同時に、
・どれだけ上につけるか
という条件に左右されます。
シールエクステはかなり上の方、分け目のすぐとなりに着けてもOK。目立にくい。
写真は1cm幅ですが、その半分の5mm幅での取り付けも可能で、前髪などはそうすることも多くあります。
超音波系と同じく接着剤を使用しますが、全てフィルムの中なので、シャンプーなどでの劣化で醜くなることも少ない。
他の加工系と同じく色のブレンドはできませんが、貼り合わせる二枚の色を変えれば、その中間色が表現でき、他の加工系よりも色の調整がしやすい。
以前はオリジナルの一社のみの製造でしたが、芸能界を中心に人気の火がついたことで、数社が製造しはじめました。
それにより、接着剤の種類、毛質にかなり差が生まれました。
ノイズシェーンでは、最も髪質がよく、トップ芸能人は全員これ、というブランドのものを仕入れ。
毛質が良すぎ、1年ほどもちます。当然、伸びて下がってきたものは外すのですが、それを再加工し、再取り付けできます。
もう一つ、当店で仕入れている編込みと同等の毛をシールに加工したものも仕入れています。
再取り付けができるほどではありませんが毛質もそれなりよく、リーズナブル。
自毛はどのくらいあればつけられる?
長ければ長いにこしたことはありません。
ですが、少しでも早く脱ウィッグしたいですよね。
編込みは3~4cm
シールや超音波系だと1cmほどあれば、取り付けだけはできます。
ただ、馴染むかどうかは別問題。
具体的には…
エクステは取り付け部分を隠す自毛が必要です。
隠すための自毛が無いと、エクステが丸見えになります。
この様にトップが立ってしまう髪は、エクステをいくら上につけたとしても、
それを隠す自毛が立ってしまうので、
未来少年コナンのジムニーみたいになっちゃいます。
この方が矯正をしてエクステをつけたら
トップが寝てくれてるので、ギリギリなんとか、という感じです。
もっと短くても
なんとかなることもあります。このゲストでかなりギリギリ。
やはり普段は帽子や、このような前髪+トップカバーのできるだけライトなウィッグの併用も、むしろ楽かもしれません。
治療後には、どのエクステが向いてるの?
どんなスタイルになりたいか、毛質や馴染み、コスパや楽さなど、どこに価値観を置くかで決まります。
ただ、ショートからのなじませの場合、シールエクステ一択になると思います。
または、超音波エクステを6~700本で10万円以上のコースか。
(ただし、今はやってるサロンがほとんど無いと思います。)
シールエクステはショートスタイルに向いています。
他にショートヘアに馴染みがいいエクステは、難しいでしょう。
どうしても、編み目やラバーのキャップなどのぶんだけ、頭皮から"浮く"状態になり、スタイルとして収まりづらいんです。
ある程度長さを出したいのなら、画像のように編込みとシールをミックスで取り付けるのもオススメです。
編み込みでボリュームを出し、コスパを抑えながら、表面はシールでなじませます。
頭皮に負担はある?
あります。
20本くらいの髪に、100本くらいの毛束を取り付けますから、単純計算で、頭皮の負担は5倍。
また、コテの原理で、ラバーキャップなど厚さがあると、条件によってはグっと負担がかかる瞬間があります。
特に、おやすみのときに、枕に押し付けた後頭部やサイドなど。
シールエクステの場合は、厚さがない分、そういった負担はかなり少なく、おやすみ時のストレスは皆無と言えます。
エクステは1~2ヶ月ごとに交換します。
その際に、前回の取り付け位置よりも少しだけずらしたりして、負担を分散します。
エクステでの抜け毛はどうしても多少は避けられませんが、それはいずれまた生えてきますので、ご安心下さい。
エクステの交換時期は?シールのリペアって?
一般的なロングのエクステの場合、多い交換時期は、平均1.5ヶ月。
これは、カラーのプリンを染めたくなったり、スタイルや全体の色を変えたくなるなどの理由もあります。
毛自体のもちは、毛質にもよりますが、ノイズシェーンの編込みやプチシールで3ヶ月ほど、プレミアムシールで1~2年というお声が多いです。
ただ、自毛が月に1cm伸びますから、エクステも当然、それに合わせて下がってきます。
特にショートの場合、エクステの取り付け位置はかなり計算してますから、髪が伸びるとスタイルが崩れます。
月に一度、または1.5ヶ月程度で、交換がオススメです。
もちろん、見た目や感触的にまだまだ大丈夫そうなら、無理に交換する必要はありません。
シールエクステプレミアムの毛束のみ、リペアといって、外した毛束を加工し、シールの部分のみを交換して、再取り付けてきます。
費用は1箇所に付き基本料金が200円と半額程度なので、こまめに取り替えたい初期の頃には嬉しいですよね。
費用はどのくらい?何束くらい必要?
現状やなりたいスタイルにより、大きく変わります。
基本的な料金は、ノイズシェーンの場合
シールエクステプレミアム
1束250円、100束セット24800円
シールエクステプチ
1束180円
編込み
100g14800円
と一般的な価格よりも2/3程度に抑えています。
例えばこちらのゲストの場合、なりたいスタイルはアゴラインボブ。
すべてシールエクステプレミアムで。
主に前髪やお顔周りを増量しつつ、
耳の下あたりの長さが足りないので、そのあたりは長さ出し。
サイドとバックのつなぎ目を滑らかに表面を整えるように。
合計100束で24,800円。
beforeは襟足が伸びていたこともあり、カットもさせていただき+2,900円、合計27,700円です。
次回のリペア料金は、1束の基本料金100円と、エクステをカットしているので、その毛束は同じあたりにつけないとおかしくなりますので、
位置が決まっているオプションで1束あたり+20円、外した当日の取り付けで+20円。
合計1束140円×100束と消費税で、15,400円となります。
例えば、エクステをご自身で外して、2営業日前までにご送付いただけましたら、当日料金+20円はかかりませんので、
13,200円ですみます。
今回のゲストの場合、少し前下がりになっているのはおわかりでしょうか?
自毛は伸びていきます。エクステは一度カットすると、それ以上伸びません。伸びたらオカルトです。
ですので、2回、3回とリペアをしていくと、
ってことになります。
ですので、エクを少し長めに残しています。
また、それでも長さが足りなくなってきた場合、
例えば上の方に着けてた長い毛束を、別の場所にとりつけて、
もっと長さが必要な部分だけ、新しい毛束をつけて…とフレキシブルに対応できます。
エクはいつまで?
これは、自毛の長さがご満足できるところまで伸びたら、という答えになります。
先程のゲストのbeforeはこちら
後ろはすでに、しっかり伸びています。
自毛が伸びるに従って、不要なエクは減らしていきます。
彼女の場合、バックとサイドのつなぎ部分は次回は不要でしょうから、それを前に回して、前の厚みを更に増やすことも可能です。
更に次回は、10束くらい減らせる予想です。
半年~1年ほどで前髪は不要になれば、あとはサイドだけ。
長さがOKになれば、後はボリューム感としてほしいだけつければOK!
化学療法をしていなくて、いつもボリュームアップのために20束くらいだけつけているゲストもおられます。
化学療法後、脱毛後、エクステの取り付けは、技術力も経験も必要です。
また、エクステをなじませるためには、癖を抑えたほうが、何かと便利なので、縮毛矯正も必要なことが多いです。
このときの縮毛矯正もまた、高い技術力が必要です。
ノイズシェーンへぜひ、ご相談下さい。
ゆったりした座席の配置と、半個室や個室(ふだんは倉庫w)もご用意しております。